子供が上達が早いのは何故?頭の中を徹底解説!

サンデーライダーのお子ちゃまに私が負けるなんて…

 

突然ですが!!!あなたは子供が乗馬の練習をしているのを見たことがありますか?

 

私は普段下は小学生から上は年配の方まで

上達のお手伝いをしています。

一時期ボランティアではありますが、

大学の馬術部を教えていたこともありました。

 

そんな幅広くレッスンしたボクですが、

特にジュニアのレッスンの時に

よくこんな言葉を耳にします。

 

「若いうちから通ってる連中には敵わない」

「大人になると体と頭が追い付かないんだよな〜」

「子供は暇だから羨ましいよ」

 

またイベントの競技会で、大人と子供が混じって

障害を競い合ったりするわけですが

自分の方が練習に来てるのに…

と本気で子供との戦いを悔しがり機嫌を悪くしてました。

 

大人げない…

 

それはそうと、あなたはどうして自分より若い世代の方が乗馬の上達が早いのかと気になったことはありませんか?

 

今回は子供の考え方は

いたってシンプルであることを前提として、

あなたもこの考え方を取り入れてみませんか?

という私からあなたへの提案です。

 

自ら進んでこのマインドを実行しようとしてる人は

乗馬クラブに3人居れば奇跡です。

しかし誰でも出来るのに、誰もがやらない。

 

むしろ、元々センスがあったり今現在のレベルが高い人ほどこれを実行しません。

また、馬術大国ドイツで乗馬レッスン専門の通訳の方が言っていたことですが

 

「何人ものレッスンを担当してきて分かったことですが、

過去にオリンピックに出場したことのある選手でさえ

やらないから高いお金を払ってヨーロッパまで来るのが

無駄なんじゃない?と感じました」

 

ですのでこの記事の内容を実行したあなたは、ライバルや先輩をごぼう抜きできます。

 

また、上達するスピードが倍以上は早くなるので自分の騎乗姿の変化に驚愕することでしょう。

 

あなたは上達したことが嬉しすぎて、

自分の騎乗姿の動画を何度も何度も見返す中毒にかかるので気をつけてくださいね(笑)

 

分かってるよ、それが分かっていない証拠なんです

 

また、気をつけなければならない注意点が

たった一つだけあります。

 

今からお伝えすることは、

ものすごく簡単すぎてしまうので拍子抜けし

「なんだ〜、そんな簡単なことかー」と甘く見てしまい、人によってはがっかりするかもしれません。

 

口酸っぱく言いますが、

この思考回路をみんな通るから上達に苦しむんです。

 

ですから、今のままではあなたは100人中100人の何の変哲も無い週末ライダーになってしまいます。

 

ネットで検索ワードを打ち込みまくって、

この記事を見ているということは何か変わりたい。

う思っているはずです。

 

あなたは今日から他と一味違うライダーになりましょう。

 

辛口になりますが許してください。大切なことだから…

 

結論から申し上げると、とりあえずやってみるという

素直さが欠けています。

ボクのレッスン中の具体例をお話ししましょう。

 

Aさんは自分の脚の合図ではなかなか動いてくれない

いわゆる重たい馬に苦戦していらっしゃいました。

 

当然のことながらボクはアドバイスをします。

 

その人のバランスが問題だと感じていたので

姿勢をもっと正しく!と指摘させていただきました。

 

しかし指摘した後すぐは、直るんですが

3秒後にはすぐに悪い姿勢に戻ってしまいます。

しかも本人は気にしてない様子。

 

どうやら、そのAさんは脚の使い方だけが間違っていると思っていたようです。

 

こういう価値観の違いは、

まずできる人の価値観に合わせてみたり真似したり、

教えた方法論を自らすぐ実行することが大切なんですが

どうしても、自分が論理的に考えている気になってしまい

 

「今自分はこれが気になる」「自分はこう感じる」

 

と、頭の容量が自分の価値観だけに向いてしまっているようです。

 

今あなたの馬には活発さが足りないよ!

もっと馬を前に出して!

とボクが必要だと思ったことを指摘しても、

なんちゃって論理思考の人にはこんな答えが必ず返ってきます。

 

「え?どう馬を前に出すの?????」と。

 

いいですか?

 

これを言われても、ボクは

「とりあえず、やってくださあああああああい!」

としか、叫ぶしかありません。

 

何故なら、改善すべき点を既に伝えていてこれが出来れば直ると言っても

生徒さんが、やる!!!!!

という選択肢を取れないからです。

 

上記のケースにおいて、仮にボクがそこまで問題ではない

脚の使い方にシフトしたとしても、

同じことを別の言い方で何度も繰り返すだけになってしまいます。

 

そして、大変よくある勘違いなんですが、

これは考えているのではなく

頭が整理されていなくて

ごちゃごちゃしていて思い悩んでいるんです。

 

論理と思い悩むことは全く違います。

また、質問することと思い悩むことも全く違います。

論理的質問と思い悩むことの違いはどこから生まれるか?

ボクがここで言いたいのは過去に対してか?

未来に対してか?ってことです。

 

過去を論理的に考えることは大変明確であり、

個別具体的な解決策が提案できます。

 

しかし、未来に対してはあなたが失敗するか成功するかどうか分かりません。

あなたがここが出来ない!

と思っているものでもいざレッスンを受けてみると

根本的問題は全く違った!なんてことはよくあります。

 

そこが理解できないと悩んで悩んで何も出来ずにレッスン終了となってしまいます。

 

いかがでしたか?

 

今回素直ということを具体的に掘り下げたことで、

レッスンの吸収率を倍以上にする

大切な3つのことをこの記事で勉強しました。

 

1、人間はやらない選択を選ぶもの。

  自分が変わるにはやるという選択肢を持つこと。

2、自分の価値観で頭がいっぱいになっていないか?

  今のままではどんな裏技テクニックを教わっても 

  新しいものは入らない

3、論理的質問と思い悩む質問は全く別物である

 

実は解決策もシンプルでした

 

では今日からあなたは具体的に何をしたらいいのか?

 

それは、1番のやるという選択肢を

意識的に持つことだけでいいんです。

 

教わっている瞬間は

あなたにとっては別にリスクがあるわけではなく、

むしろお金を払い、

大事な自分の趣味の時間を確保しているわけです。

 

また、一番が解決されれば2と3も自ずと解決されます。

 

またいつものように、

腑に落ちないなーという感覚があればちょっと待てよ?

と自分の気持ちに向き合ってみてください。

 

このままではいつもと同じ結果になる。

やれば結果が出るので即実行で!

と最初は何も考えないでやってみてください。

 

そして、

言われたことをしばらくは続けると心に誓って下さい。

 

でも、継続してそれで失敗したら不安になってしまう…

 

お気持ちは痛いほどよくわかります。

でも失敗したらそれはそれで良いんです。

なぜなら、実際にやってみることで

一番早く結果が出ます。

 

失敗した。という結果もあなたにとっては財産です。

でも実践しなければ、

あなたには失敗するかどうか?

という経験も手に入りません。

 

それと私と約束して頂きたいのですが、

悩んでいるあなたは今日中に腕立て伏せを10回やってください。

今日だけでいいですよ。

 

なぜ?そう思ったでしょう。関係なくない?そんな声が聞こえてきます。

 

0のままでいるか?1を手に入れるか?

どちらがあなたにとって得なのかは、

もう分かったはずですよ(^^)

 

応援しています。あなただけの楽しい乗馬ライフを!